手元の紙から、次に取る1通を決める

次に取る戸籍は、手元の紙の状態から、1通だけにします。
手がかりがどれも無ければ、その週は取りません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の紙が手元にある人に、次の1通を選ぶ表を渡します。取り寄せの全体は先祖の調べ方まとめにあります。ここでは、状態と、次の1通の対応だけを扱います。出生から死亡まで揃える順には入りません。
状態と、次の1通
開いている紙を1通だけ見ます。次の表の上から順に見て、最初に当てはまった行の1通だけを、今週の請求にします。
| 順 | 手元の状態 | 次の1通 | 今日は取らない |
|---|---|---|---|
| 1 | 改製の日が読めて、その日より前の、同じ本籍の紙が無い | 同じ本籍の、その日より前の1通 | 別の市の紙。兄弟の紙 |
| 2 | 前戸主の氏名が最後まで読めて、その人の紙が無い | その氏名の戸籍1通 | 続柄だけの請求 |
| 3 | 線の隣に本籍があり、その本籍の紙が無い | その本籍の、線の人の1通 | 死亡の場所を本籍にした請求 |
| 4 | 1から3のどれでもない | 取らない | 記憶の本籍で請求しない |
1に当てはまる週は、2と3があっても取りません。同じ人の、前の紙を先にします。世代を飛ばして、前戸主の紙から取りに行きません。
2に進むのは、1が無いときだけです。改製の日が空で、前戸主の氏名が最後まで読めるときです。氏名の一字が空なら、2には進みません。4として、その週は取りません。
3に進むのは、1も2も無いときです。線の隣の本籍が、直系の人の移動先として読めるときだけです。兄弟の線の隣は、この表では見ません。
4は、取らない、です。空欄のまま、請求の袋を作りません。
1通に書く範囲
選んだ1通には、範囲を一文で書きます。書き方の例です。実在の依頼ではありません。
| 選んだ順 | 一文 | 一文に入れないもの |
|---|---|---|
| 1 | この本籍の、この改製の日より前の戸籍を1通 | 改製原戸籍、という名称だけ |
| 2 | 前戸主の欄の、この氏名の戸籍を1通 | 続柄だけ。記憶の氏名 |
| 3 | 線の隣の、この本籍の、この人の戸籍を1通 | 死亡の場所。いまの市の名前への直し |
| 4 | 一文を書かない | たぶんこの村、という本籍 |
1の日付の抜き方は改製日を、前の戸籍と次の戸籍の境目にするです。2の氏名の抜き方は前戸主の欄から、次に請求する名前を抜くです。3の本籍の抜き方は戸籍の朱線の隣から、移動先を抜くです。この記事は、どの順を今週使うかだけを決めます。抜き方の列は、あちらの表を使います。
一文が書けない状態は、4です。4の週に、窓口へ行く予定を入れません。
二つ当てはまったとき
上から順に見るので、二つ目は来週の候補です。今週の紙の余白に「来週の候補」と、当てはまった順の番号だけを書きます。来週の候補を、今週の封筒には入れません。
来週になったら、もう一度、手元の紙から上の表を見ます。先週の候補が、まだ1に負けているなら、また取りません。1の紙が届いてから、2を見ます。
同じ順の中に、人が二人いるときは、直系の、より前の世代の一人だけを今週にします。二人を同じ週に頼みません。後の世代の人は、余白の候補にします。どちらが前か紙で分からないときは、4に戻します。分からない二人を、年齢の記憶で並べません。
すでに手元にある紙は、次の1通にしません。届いた通と、頼んだ名前が同じなら、その行は終わりです。同じ紙を、状態が残っているからと、もう一度頼みません。
取らない週にすること
4の週は、新しい請求をしません。するなら、開いている紙の、空欄の確認だけです。
| 見ること | 空のままなら |
|---|---|
| 改製と読める日付 | 1に進まない |
| 前戸主の氏名が、最後の字まで読めるか | 2に進まない |
| 直系の人の、線の隣の本籍 | 3に進まない |
空を埋めるために、別の家の人へ電話で本籍を聞きません。聞いた本籍は、この表の一文に使いません。紙に戻って、1から3のどれかが読めた週に、初めて一文を書きます。
除籍が廃棄されたあとの資料の順は、この表の次ではありません。廃棄のあとは除籍が廃棄されていたあとに見る資料の順です。廃棄と書いてある紙を、4の「取らない」と混ぜないでください。廃棄は、紙にその語がある状態です。4は、次の戸籍の手がかりが無い状態です。
選んだ順の番号は、請求リストの4列の外に残します。番号は、今週どの行を見たかの印です。印が1なのに、頼む名前が前戸主の氏名になっているときは、表の順に戻ります。1の紙がまだ手元に無ければ、2の氏名では頼みません。
選んだ1通の、名前、本籍、取り方、取った日は、戸籍を1通読み終えたら埋める請求リストの4列です。この記事は、どの1通にするかまでです。
次の1通を自分で請求する順は、進め方に書いています。
今週やること
- 直系の紙を1通だけ開き、上の表を1から順に見る。最初に当てはまった1通だけを書く。
- 一文には、本籍と、人の氏名か、日より前、まで入れる。名称だけ、続柄だけ、では書かない。
- どれにも当てはまらなければ、今週は取らない。記憶の本籍で、請求の一文を作らない。
よくある質問
改製の日と、前戸主の氏名の両方が読めます
1を取ります。前戸主は、余白に「来週の候補」と番号だけ残します。同じ週に二通は頼みません。1の紙が届いて、同じ人の前がつながってから、2を見ます。
線の隣の本籍が、いまの地図にありません
3の一文は、紙の字のまま書きます。いまの市の名前へ直してから頼みません。直せない週は、4に戻さず、3のまま、紙の字で1通にします。窓口が読めないと言ったときは、一文を直さず、出所の紙を添えます。
兄弟の戸籍の方が、近くの役所にあります
取りません。この表の1通は、直系の、より前の紙です。近くにあることでは、順を入れ替えません。兄弟の紙は、余白にも候補として書きません。
まとめ
次に取るのは、手元の状態に最初に当てはまった1通です。
改製の前、前戸主、移動先の順で見て、上の行がある週は下を取りません。
どれも無ければ、その週は取りません。記憶の本籍では頼みません。