同じ名前の別人に番号を振る規則

同じ名前の別人には、番号と、生年月日と、父母の名前を、一つの組にして残します。
番号だけでは、別人だと分かりません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の表で、同じ氏名が2行以上ある人に、番号の振り方を渡します。調べて分かったことと分からないことの全体は家系図を作ってみたにあります。ここでは番号の規則だけを扱います。
一つの組
次の3つが揃った行だけを、一人として数えます。一つでも空なら、別人とも同一人物とも書きません。
| 組の欄 | 書くもの | 空なら |
|---|---|---|
| 番号 | 表の中で重ならない番号。氏名のうしろに付ける | 番号を振らない |
| 生年月日 | 戸籍に読める範囲。欠けた桁は補わない | 確度を要確認にする |
| 父母 | 父と母の氏名。戸籍の字のまま | 同一人物とは書かない |
列の置き場所は家系図の人物一覧に置く列です。この記事は、同じ氏名の行を分ける規則だけを足します。生没や出所の列の説明は、そちらに任せます。
番号の振り方
- 表を、氏名の字が完全に同じ行だけで見ます。読みが同じで字が違う行は、この番号に入れません。
- 生年月日と父母が両方とも違えば、別人です。小さい番号から、1、2、3と振っていきます。
- 生年月日も父母も同じなら、番号を二つにしません。一つの行にまとめ、出所の紙を両方残します。
- 生年月日か父母の片方が空なら、番号は仮に振り、確度は要確認です。空欄を、もう一方の人の値で埋めません。
字が違う行の保留は、親の記事にあります。旧字体をいまの字と並べる列は、戸籍の旧字体を、いまの字と並べて残すです。並べただけでは、この番号で一つにしません。
番号を振る前に分ける
番号の対象は、姓と名の字が、両方とも同じ行だけです。次の表で、振る行と振らない行を先に分けます。
| 手元の行 | 番号 | 理由 |
|---|---|---|
| 姓も名も、字が完全に同じ | 振る。組が揃う行だけ確定 | この記事の対象 |
| 姓だけ同じ。名が違う | 振らない | 別人の通常の行。同じ家の印にはしない |
| 名だけ同じ。姓が違う | 振らない | 婚姻の前後で姓が違う行は、別の規則で見る |
| 読みが同じで、字が1字でも違う | 振らない | 同一の可能性として保留。番号でまとめない |
婚姻の前後の姓は、氏名の列を一つにまとめません。旧姓の置き場所は、この記事では決めません。決めるまでは、戸籍に書いてある姓を、その行の姓として残します。二つの姓を、スラッシュで一つの氏名にしません。
仮の番号は、確定の番号と字を分けます。確定は 1、2、3 です。仮は 仮1、仮2 と書きます。仮1を、後から確定の1へ移すとき、余白に「仮1は使わない」と残します。仮1を消して1に書き換えると、古い図と照合できません。
生年の年だけが同じで、父母が違う二人は、別人のままにします。年が同じことを理由に、一つの番号へまとめません。月日の片方が欠けているときも、欠けた側へ、もう一方の月日を写しません。写す前に、組の3欄を見ます。父母が違うなら、番号は二つです。
新しい行を表の途中に足したときは、既に振った番号を繰り上げません。空いている次の番号を、新しい行に付けます。繰り上げると、以前の図に書いた番号が、別の人を指します。足した日を、その行の余白に1行残します。
組に入れないもの
住まい、聞いた年齢、写真の印象は、組の3欄にしません。それらは別のメモです。同じ氏名を、住まいが近いから一つの番号にしません。
兄弟の記憶が食い違う名前は、両方の音をメモに残します。番号は、戸籍の字が来てから振ります。記憶の欄は兄弟で記憶が食い違ったときの残し方です。この記事では、その欄の説明を繰り返しません。
年の西暦への直し方も、ここでは扱いません。生年月日は、年号のまま写します。直す手順は戸籍の年号を西暦にして表に書くです。直した年だけを見て、父母が空の二人を同一にしません。
書き方の例
次の行は、書き方の例です。実在の家族でも、実在の依頼でもありません。自分の表では、この氏名を消してから使います。
| 番号 | 氏名 | 生年月日 | 父母 | 確度 | 判断 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 山田一 | 明治20年3月2日 | 父 山田吉、母 山田はな | 戸籍どおり | 別人。組が揃っている |
| 2 | 山田一 | 大正3年 | 父 山田清、母 山田とみ | 戸籍どおり | 別人。父母が違う |
| 3 | 山田一 | 年が欠けている | 父の欄が空 | 要確認 | 仮の番号。同一とは書かない |
1の行と2の行は、父母が違います。同じ番号にしません。月日が2の行に無くても、ある紙の年を、無い紙へ写しません。3の行は、組が揃うまで図の線をつなぎません。仮の番号は、表の中で1や2と重ならない数にします。
図への写し方
図に出す名前は、氏名のうしろに番号を小さく付けます。番号だけの丸は置きません。父母を、図の線の代わりにはしません。
線は、組が揃い、確度が戸籍どおりの行だけに引きます。要確認の番号は、図に出しても線を引きません。表の行は残します。後から紙が来たとき、仮の番号の行を探せるようにするためです。
同一と分かったときは、仮の番号の行を、揃った方の番号へ移します。移した日と、出所の紙を、余白に1行残します。古い番号は消さず、「使わない」と書きます。消すと、以前の図と照合できなくなります。
今週やること
- 表から、氏名の字が完全に同じ行を抜き出す。
- 各行に、生年月日と父母があるかを見る。揃った行だけに番号を振る。
- 片方が空の行は、仮の番号と要確認を書き、線を引かない。
集めた紙の読み取りと、図への整理は、できあがるものに書いています。
よくある質問
親子で同じ名前のときも番号を振りますか
振ります。続柄が違っても、氏名の字が同じなら別の行です。父母の欄が、その二人を分けます。続柄だけを見て、番号を省略しません。
読みが同じで字が1字違う人は
この番号には入れません。字が違う行は、同一の可能性として保留します。保留のまま、番号で一つにまとめません。
後から戸籍が出て、同一と分かったら
仮の番号の行を、揃った方の番号へ移します。移した日と、出所の紙を、余白に1行残します。古い番号は消さず、使わない、と書きます。
まとめ
同じ氏名の別人は、番号と生年月日と父母を、一つの組にします。
字が違う行と、欄が空の行は、この番号で一つにしません。
仮の番号は残し、線は組が揃った行だけに引きます。