冊子の原稿を頼む前に決めておくこと

冊子の原稿を頼む前に、読む人、頁の順、図の枚数、話の本数を決めます。
四つが揃うまで、原稿のファイルは作りません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の話を、冊子にすると決めた人に、ページ構成のチェックを渡します。絵本にするか冊子にするかは、家族の物語を絵本にするか、冊子にするかで先に分けます。まだ冊子の列に揃っていない週は、このチェックを始めません。印刷の額は、オリジナル絵本を1冊だけ作る費用に、確認日つきで書いてあります。この記事では、その額を写しません。
頼む前の4項目
四つとも、紙の上に語が書いてある状態を、揃った、とします。口頭で決めただけでは、揃っていません。
| 決めること | 揃ったときに書く語 | この語のままでは頼まない |
|---|---|---|
| 読む人 | 続柄を一人。孫の一人、のように | 家族みんな。子どもたち |
| 頁の順 | 下の6段に、1から番号が付いている | 順が二通り残っている |
| 図の枚数 | 0枚、または1枚 | 系統の数だけ、という未記入 |
| 話の本数 | 0、1、2、3のどれか。各話に一文がある | まだ聞いていない話を、本数に数えている |
読む人は、いちばん先にその冊子を開く一人です。作り手自身を、読む人に数えてよいです。数えるときは、続柄ではなく「自分」と書きます。自分と孫の二人を、同じ週の読む人にはしません。もう一人は、次の冊子の紙に、名前の位置だけ残します。
図の枚数の1枚は、子どもに見せる図か、調査の途中の図か、どちらか一つです。両方を同じ冊子の先頭に置きません。どちらを1枚にするかを、図の枚数の語のうしろに書きます。書かないと、後から二枚目が入ります。
話の本数は、3を上限にします。4つ目の話が捨てられない週は、本数を4にはしません。どの3つかを先に消し、残った話の題名を別紙へ移します。別紙の話は、この冊子の頁にしません。
頁の順
揃ったあとの頁は、次の6段です。番号を飛ばしません。中身が無い段は、頁を作らず、番号の横に「無し」と書きます。
| 順 | 頁の名前 | 入れるもの | 無しにしてよいとき |
|---|---|---|---|
| 1 | 表紙 | 読む人の続柄。残す年の範囲を、始まりと終わりの年で | 無しにはしない |
| 2 | 図 | 枚数で決めた1枚。0枚なら、この段は無し | 図をまだ人に見せないと決めたとき |
| 3 | 話1 | 聞いた一文がある話。題名と、その一文 | 話の本数が0のとき |
| 4 | 話2 | 話1と同じ条件 | 本数が1のとき |
| 5 | 話3 | 話1と同じ条件 | 本数が2以下のとき |
| 6 | 年表 | 年、人、出来事の行。入れると決めたときだけ | 年表は入れないと書いたとき |
表紙の年の範囲は、調査が終わった年ではありません。この冊子に載せる話の、いちばん古い年と、いちばん新しい年です。年がまだ空の話は、範囲に入れません。その話は、本数から外します。
図の頁に、確度や要確認の語を置きません。それらの語は、調査用の表に残します。冊子の図は、見せると決めた1枚だけです。
話の頁は、一文から始めます。一文が、聞き取りの欄にある文と、同じであることを確認してから、頁の番号を付けます。欄に無い文は、話の本数に数えません。
年表を入れると決めた週だけ、6段目を作ります。決めていない週に、空の年表の頁を先に置きません。空の頁は、後から話を足す場所になります。足す場所を、このチェックでは作りません。
チェックに印を付ける
頼む週に、次の表へ丸を付けます。一つでも「まだ」があれば、原稿は送りません。
| 見ること | 揃った | まだ |
|---|---|---|
| 読む人が、一人の続柄で書いてある | ||
| 頁の順が、1から一つだけである | ||
| 図が、0枚か1枚で、どちらの図か書いてある | ||
| 話の各本に、聞き取りの一文がある | ||
| 聞いていない話が、本数に入っていない | ||
| 年表を入れるか、入れないか、語が一つである | ||
| 印刷の額の表を、この紙に写していない |
最後の行は、額で頁を増減させないための印です。額を見て頁を減らした週は、「まだ」に丸をします。四つの項目へ戻り、読む人から書き直します。額の表は、親の記事に残したままにします。このチェックの紙へは、数字を写しません。
書き方の例です。実在の依頼ではありません。自分の紙では、この語を消してから使います。
読む人:孫の一人。頁の順:1表紙、2図、3話、4無し、5無し、6年表無し。図:1枚、子どもに見せる図。話:1本。一文あり。額は写していない。
この一行が書けない週は、ファイルを作りません。空白の原稿を先に開くと、空の頁が本数に混ざります。
頁に入れないもの
次は、6段のどれにも入れません。
| 入れたくなるもの | 置き場所 |
|---|---|
| 載せてよいか聞いていない話 | 別紙の未確認。本数に数えない |
| 本籍の一覧 | 調査用の表。冊子の頁にしない |
| 確度、要確認、仮置き | 調査用の表。図の頁にも置かない |
| 印刷の店の価格 | 親の記事。このチェックへ写さない |
| 4本目以降の話 | 別紙。この冊子の順には入れない |
未確認の題名を、話3の空きへ仮に置きたくなったら、順の表の話3は無しのままにします。空きは、未確認の保管場所ではありません。
図を1枚置いたあとに、系統ごとの小さい図を巻末へ足しません。枚数が1なら、冊子の中の図は1枚です。2枚目が要る週は、このチェックを一度消し、枚数の語から書き直します。書き直す前に、原稿の中へ2枚目を貼りません。
お預かりした記録を、読める一冊へまとめる段階は、できあがるものに書いています。
今週やること
- 絵本か冊子かが、冊子の列に揃っているかを見る。揃っていなければ、このチェックを始めない。
- 読む人、頁の順、図の枚数、話の本数を、紙に書く。一つでも空なら、原稿のファイルを作らない。
- チェックの表で、まだ、が一つでもあれば、送らない。額の数字は、この紙に写さない。
よくある質問
話が1本しかありません。冊子にしてよいですか
よいです。本数は、0、1、2、3のどれかです。1本でも、一文が聞き取りの欄にあれば、話1の頁にします。話2と話3は無しと書き、頁は作りません。
年表だけ先に組んで、話は後から足してよいですか
足しません。年表を入れるかは、チェックの時点で一つに決めます。話が空の週に、年表の頁だけを先に送りません。話を足す場所を、空の頁として残しません。
読む人が二人います。同じ原稿を二冊にしてよいですか
同じ週には決めません。いちばん先に開く一人を、読む人に書きます。もう一人は、次の紙に続柄だけ残します。違う話を載せるなら頁の順は別で、一つの原稿に読む人を二人書きません。
まとめ
冊子の原稿を頼む前に、読む人、頁の順、図の枚数、話の本数を決めます。
頁は、表紙、図、話、年表の6段です。中身が無い段は、無し、と書いて頁を作りません。
四つが揃い、チェックに「まだ」が無い週だけ、原稿のファイルを作ります。