方言の一言を、標準語に直さず残す欄

方言の一言は、聞こえた語のまま残し、標準語への言い換えは別の列にします。
聞こえた語の列を、言い換えた語で上書きしません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の話を聞いている人に、方言の一言を残す3列を渡します。話を子どもに残す全体は家族の物語を子どもに伝える効果にあります。その日のうちに残す3行は聞き取りを、その日のうちに3行で清書するです。誰が、いつの話、本人の記憶、の3行は、あちらの表です。この記事では、その3行を写しません。方言の3列だけを足します。
3列
一言につき、行は一つです。列は、次の三つです。
| 列 | 書くもの | 空にするとき |
|---|---|---|
| 聞こえた語 | その場で聞こえた語。漢字が不安なら、仮名 | 聞こえなかった。想像の標準語だけがある |
| 言い換えた語 | 標準語に言い換えた語。言い換えた本人の字 | 言い換えなかった |
| 言い換えた人 | 言い換えた人。自分なら「自分」 | 言い換えた語が空 |
聞こえた語は、耳に残った音です。知っている標準語へ、その場で直しません。直すと、あとから聞いた人が、どの音だったか分かりません。仮名で書いてよいです。標準語の漢字に直して、音を変える書き方はしません。
言い換えた語は、聞こえた語の翻訳です。翻訳が無い日は、空です。空を、辞書の語で埋めません。辞書を引いた週は、言い換えた人の列に「自分」と書き、辞書の語を言い換えた語へ入れます。辞書の名は、語の横に小さく残してよいです。小さく残しても、聞こえた語の列は変えません。
言い換えた人が、話した本人のときは、その人の呼び名を書きます。自分に言い換えてほしい、と頼んで出た語も、言い換えた人は話した本人です。自分の列にはしません。頼んだことを、聞こえた語の列へは書きません。
上書きしない
| やりたくなること | 今日の列 |
|---|---|
| 聞こえた語を、標準語の漢字に直す | 聞こえた語は音のまま。漢字は、言い換えた語の列 |
| 言い換えを、聞こえた語の括弧に入れる | 括弧にしない。列を分ける |
| 家族の誰かが後から直した語で、最初の音を消す | 最初の音は残す。直した語は、別の行 |
| 料理の名や場所を、この3列に足す | 足さない。食卓の1行は、別の表 |
| 録音のファイル名を、語の横に書く | 書かない。ファイル名は、別の記事 |
後から直した語は、新しい行です。最初の行の聞こえた語は、消しません。二つの行のあいだに、どちらが正しいとも書きません。正しい、は、この3列の語ではありません。両方を残します。
同じ一言を、二人の耳で違って聞いたときは、行を二つにします。一つのマスに、スラッシュで二つの音を入れません。それぞれの行の言い換えた人は、聞いた人です。聞いた人を、話した人の列へ混ぜません。話した人の名は、この3列の外です。外の1行に残してよいです。残しても、聞こえた語は変えません。
話を残す理由は、なぜ残すのかに書いています。
この3列に入れない話
方言かどうか分からない一言も、聞こえた語の列へは入れます。方言ではない、と決めてから書かない、とはしません。標準語だと思った語でも、耳の音のまま残します。あとから標準語と同じと分かった週は、言い換えた語を空のままにします。同じ語を、言い換えた語へコピーしません。コピーすると、言い換えがあったように見えます。
聞けなかった音は、空です。空の一部を、前後の文から補いません。補った字は、言い換えた語にも入れません。端に「聞こえず」とだけ残します。聞こえず、を、聞こえた語の列の中へは書きません。列の中は、音だけです。
同じ音が、別の日の別の話に出たときは、行を新しくします。前の行の言い換えた語を、新しい行へコピーしません。コピーすると、その日も言い換えがあったように見えます。その日に言い換えていないなら、あとの2列は空です。前の日の言い換えを、その日の音の意味として使いません。
一言が長く、どこで切るか迷ったときは、聞こえたかたまりを一つの行にします。標準語の単語に分けて、行を増やしません。分けた語ごとに言い換えを書くと、音の並びが消えます。切る位置が、あとから分かった週は、新しい行に切り直した形を書き、最初の行は残します。最初の行を、切った形で上書きしません。
言い換えた語が、その場で二つ出たときは、行を二つにします。一つのマスに、二つの標準語を並べません。どちらの言い換えを残すかは、この記事では決めません。二つの行の聞こえた語は、同じ音でよいです。同じ音を、一方の行から消して、もう一方だけにしないでください。
子どもに見せる紙へ移す週も、聞こえた語を先に標準語へ替えません。移すなら、3列ごとです。言い換えた語の列だけを抜き出して、聞こえた語を捨てません。捨てると、この記事の表が無くなります。
書き方の例
次の3行は、書き方の例です。実在の家族の語でも、実在の依頼でもありません。自分の表では、この語を消してから使います。
| 聞こえた語 | 言い換えた語 | 言い換えた人 |
|---|---|---|
| かあめし | 空 | 空 |
| かあめし | 母の家の食事 | 自分 |
| とれなかった音 | 空。列の中には書かない | 空 |
1行目は、言い換えません。2行目は、別の日に自分で言い換えた行です。1行目の聞こえた語を、2行目の語で消しません。3行目は、音が無いので、聞こえた語の列を作りません。
今週やること
- 直系の話で出た方言の一言を、聞こえた語の列へ、音のまま書く。
- 標準語に言い換えたときだけ、あとの2列を埋める。言い換えが無ければ、両方空にする。
- あとから別の語が出たら、新しい行にする。最初の音は消さない。
よくある質問
話した人に、標準語で言い直してもらいました。最初の音は消しますか
消しません。最初の音は、聞こえた語の行に残します。言い直した語は、別の行です。言い換えた人は、話した人です。二つの行を、一つの行にまとめません。
漢字が分かりません。標準語の漢字で書いてよいですか
聞こえた語の列では、書かないでください。仮名のまま残します。標準語の漢字は、言い換えた語の列です。漢字に直したことで、音が変わる書き方はしません。
食卓のメモの、料理の列へ、この語を入れますか
入れません。料理、場所、誰の一言、の3列は別の表です。この記事の聞こえた語を、料理の名の代わりにしません。方言の行と、食卓の行は、別の紙のままにします。
まとめ
聞こえた語は、音のまま残します。
言い換えた語と、言い換えた人は、別の列です。
言い換えが無い日は、あとの列を空にします。