子どもに見せる図と、調査用の表を分ける

子どもに見せる図と、調査用の表は、載せる項目を分けます。
呼ぶ名前と、一言で言える続き柄は、図へ出します。出所、確度、空欄の理由は、表に残します。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の図を、子どもに開いて見せたい人に、二つの成果物へ入れる項目の表を渡します。家族の話を子どもに伝える理由の全体は家族の物語を子どもに伝える効果にあります。研究の質問の再説明は、ここではしません。同じ戸籍の兄弟を図に出す範囲は、同じ戸籍に載るおじ・おばを、図に入れる範囲で先に分けます。
二つを、同じ紙にしない
子どもに見せる図は、1枚です。調査用の表は、直すための行です。同じ紙に両方を書くと、要確認の語が、子どもの前に出ます。
図を見せる週と、表を直す週は、分けてよいです。同じ時間に、両方を机へ広げません。図を見せる時間には、表を閉じます。
1枚で終えるか、年表まで進むかは、別の判断です。この記事は、その選択をしません。今日決めるのは、すでに作る図と、すでに作る表に、何を入れるかです。
項目の分け表
次の表を、そのまま写します。左の項目が、どちらの紙に入るかだけを見ます。
| 項目 | 子どもに見せる図 | 調査用の表 |
|---|---|---|
| 氏名 | いま、家で呼ぶ名前。戸籍の字と違えば、図には呼ぶ名前 | 戸籍の字のまま。呼ぶ名前は別の列 |
| 続き柄 | 子どもが言う言葉。おじいちゃんの父、のように一文 | 父の氏名、母の氏名。続柄の語だけにしない |
| 生まれと亡くなった年 | 年だけ。月日は入れない。年が言えない人は、年を空ける | 紙どおり。月日が無ければ、無い、と書く。1月1日で埋めない |
| 本籍、出所 | 入れない | どの紙の、どの欄か |
| 確度、要確認、仮置き | 入れない | 入れる。空欄のままにしない |
| 仕事、人柄 | 本人に聞いた一言だけ。紙から作らない | 聞き取りの欄。聞いていなければ空 |
| 載せてよいか、まだ聞いていない話 | 入れない | 入れない。題名だけを、別紙の未確認にする |
図に出す名前は、子どもが口にできる名前です。戸籍の旧字を、図の中で今の字へ直してから大きく書きません。旧字は、調査用の表の氏名に残します。図の名前と、表の氏名が違ってよいです。違うときは、表の呼ぶ名前の列に、図へ出した名前を写します。どちらが紙の字かは、表の側で分かります。
確度の三つの語の意味は、家系図の人物一覧に置く列にあります。この記事では、語を増やしません。確度は、調査用の表にだけ置きます。図の余白へ、要確認、とは書きません。
図に出してよい一言
図に添えてよいのは、一言です。一文を超えた話は、図に置きません。
一言にしてよいのは、次の両方を満たすときだけです。
- 子どもに聞いたか、話した本人に、この図へ出してよいかを聞いた。
- その一言が、調査用の表の聞き取りの欄に、同じ文で残っている。
聞いていない一言は、図に先に書きません。表の欄が空の人は、図では名前と続き柄だけです。
書き方の例です。実在の家族でも、実在の依頼でもありません。自分の図では、この文を消してから使います。
| 調査用の表にあるもの | 図に出すもの | 図に出さないもの |
|---|---|---|
| 氏名は戸籍の字。呼ぶ名前は「おじいちゃん」 | おじいちゃん | 戸籍の旧字 |
| 父の名が読めている。確度は戸籍どおり | おじいちゃんの父、と名 | 確度の語 |
| 仕事は、本人の「大工」という一言。出してよいと聞いた | 大工 | 大工と書いていない年の仕事 |
| 本籍の町名 | 出さない | 町名そのもの |
町名を、図の肩書きのように置きたくなったら、表の出所へ戻します。図の一言は、仕事か、呼ぶ名前の続きです。本籍は、一言にしません。
表に残して、図から外すもの
調査用の表から外してよいものは、ありません。図から外したものは、表に残っていることが条件です。
| 図から外すもの | 表のどこに残すか | 残っていないときにすること |
|---|---|---|
| 戸籍の字 | 氏名の列 | 図の呼ぶ名前を、いったん消す |
| 月日 | 生没の列。無ければ「無し」 | 図の年も、紙を見るまで空ける |
| 本籍 | 出所の列 | 図に町名を出しているなら、消す |
| 要確認 | 確度の列 | その人を、図にまだ出さない |
| 聞いた一言 | 聞き取りの欄 | 図の一言を消す |
図だけを先に清書して、表が空の週は、図を子どもに渡しません。表の行が、図の人の数と同じになってから、図を開きます。数が違えば、多い側を消すのではありません。足りない側の行を足します。誰の行が無いかを、名前で照合します。
同じ戸籍の兄弟を、図の横に出すかどうかは、同じ戸籍の3段で決まっています。この記事の分け表は、そのあとです。3段が「書かない」の人を、子どもに見せる図へは出しません。表だけの人は、調査用の表に行があり、図には名前が無い、という状態で残します。
見せる前の4行
図を開く前に、紙の端へ4行だけ写します。書き方の例です。
見せる相手:孫の一人。 図の人数:表の、図に出す、の人数と同じ。 一言:聞いた人だけ。空の人は名前だけ。 表:閉じる。確度は図に無い。
相手が「子どもたち」のままなら、一人の続柄に直してから開きます。一人に直らない週は、図をしまい、表の行を足す週にします。
家系図のあとで残す話の位置づけは、なぜ残すのかに書いています。
今週やること
- 調査用の表に、直系の人の行があるかを見る。図の人数と、表の行数が違う人を書き出す。
- 上の分け表で、図に出ている本籍と確度を消す。消した語が、表の列にあるかを確認する。
- 一言を添える人は、聞き取りの欄に同じ文がある人だけにする。無い人は、名前と続き柄だけにする。
よくある質問
戸籍の字と、家の呼び名が違います。図はどちらですか
図は、家で呼ぶ名前です。戸籍の字は、調査用の表の氏名に残します。表の呼ぶ名前の列に、図へ出した名前を写します。二つの名前を、図の中で斜線でつなぎません。
要確認の人を、薄い字で図に入れてよいですか
入れません。要確認は、表の確度の列だけです。図に出すのは、続柄が表の上で読めている人です。薄い字は、子どもには、確定した名前に見えます。
兄弟の配偶者を、子ども向けの図に足しますか
足しません。配偶者を図に出す範囲は、同じ戸籍の3段で「表だけ」です。この記事は、その段を動かしません。表に行があることと、図に名前があることは、別です。
まとめ
子どもに見せる図には、呼ぶ名前と、一言で言える続き柄を出します。
出所、確度、空欄の理由は、調査用の表に残します。図には出しません。
図の人数と、表の行数が揃ってから、図を開きます。