同じ戸籍に載るおじ・おばを、図に入れる範囲

同じ戸籍に載るおじ・おばは、「図に入れる」「表だけ」「書かない」の3段で分けます。
図に入れるのは、直系の親の兄弟で、続柄と氏名が読めた人だけです。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の戸籍に、おじ・おばにあたる人が一緒に載っている人に、その3段を渡します。家単位の戸籍の見方の全体は明治19年式戸籍とはにあります。ここでは、手元の1通に載っている名前を、図のどこまで出すかだけを決めます。この3段は、図を直系で読むための仮の分け方です。法律の範囲ではありません。
3段のどれにするか
一人につき、段は一つです。二つの段を、同じ人に付けません。
| 紙の上のその人 | 段 | 図 | 表 |
|---|---|---|---|
| 直系の親の兄弟。続柄と氏名が読める | 図に入れる | 親の横に、兄弟として名前を書く | 人物一覧の1行にする |
| その兄弟の配偶者。配偶者と読める | 表だけ | 書かない | 誰の配偶者かを一文で残す |
| その兄弟の子。直系の親の子ではない | 表だけ | 書かない | 誰の子かを一文で残す |
| 甥・姪の配偶者 | 書かない | 書かない | 名前の行は作らない |
| 続柄が空。または氏名が読めない | 書かない | 書かない | 要確認の一行だけ。名前の行は作らない |
| 同じ氏名が、その紙に二人いる | 書かない | 書かない | 番号が付くまで、段を空にする |
| 記憶にはいるが、この紙には無い | 書かない | 書かない | 「紙に無い」と別行。図には出さない |
直系の親自身と、その親は、この表では数えません。すでに直系の線の上にいます。分けるのは、その横に載っている人です。
続柄が、兄、弟、姉、妹のどれかで読めれば、兄弟の行です。親から見た「子」であっても、直系の親の兄弟にあたる人は、兄弟の行です。直系の親の子は、あなたの世代の兄弟です。その人は、「親の兄弟」には入れません。直系の続きとして、別の行で見ます。
図に入れる
図に入れる人は、直系の親の兄弟です。読めた人数が何人でも、その全員を親の横に置きます。今日は、人数で折りたたみません。
置くのは、名前と、兄・弟・姉・妹の語だけです。生まれた日と亡くなった日は、図の中へ詰めません。日は、人物一覧の行に残します。図が名前で埋まったら、日を図から外して、表へ戻します。
兄弟の婚姻の先へ、線を延ばしません。配偶者の実家の姓を、図の端に足しません。婚姻の先は、表だけの段です。
兄弟のうち一人だけを選んで、図に出すことはしません。紙に載っていて、続柄と氏名が読めた人は、全員同じ段です。一人を、家に近かったという記憶で、ほかより大きい字にはしません。
表だけ
表だけ、は消すことではありません。図の線からは外し、人物の行は残します。
人物一覧の列の作り方は、家系図の人物一覧に置く列にあります。この記事で足すのは、その行の先頭に置く「段」の一語です。列は作り直しません。
| 段 | 氏名 | 誰の家族か | 出所 | 図 |
|---|---|---|---|---|
| 表だけ | 紙の字のまま | 父の兄の妻、のように一文 | どの戸籍の、どの欄か | 出さない |
「誰の家族か」は、直系の誰から見ているかを先に書きます。父の兄の妻、母の姉の夫、のようにします。おじ、だけの一語で終わらせません。どの直系の、どの兄弟の家族かが、後から読めなくなります。
甥・姪も、同じ列です。父の兄の子、と書きます。その子の配偶者は、今日は書きません。紙に載っていても、甥・姪の配偶者は、書かない、の段です。
紙に無い姓を、この行へ補いません。配偶者の実家を、記憶で足したくなったら、出所の列に「紙に無い」と書きます。氏名の列は、紙の字のままにします。
書かない
書かない、は紙を捨てることではありません。図にも、確定した名前の行にも、書きません。
余白に残すのは、次の一行だけです。書き方の例です。実在の戸籍ではありません。
本籍の紙の、上から4人目。続柄が空。要確認。図には出さない。
氏名が1字だけ読めても、続柄が空なら、兄弟と決めません。表だけにも上げません。兄弟と決めた週に、段を付け直します。決めるまでは、この一行のままです。
同じ氏名が二人いるときは、番号が付くまで段を空にします。この記事では、番号を振りません。空のまま、書かない、にしておきます。
読めない字を、いまの苗字で補ってから、図に入れる、にはしません。補った名前は、紙に無い名前です。
書き方の例
次の4行は、書き方の例です。実在の依頼でも、実在の家族でもありません。自分の表では、この字を消してから使います。
| 紙に見えたこと | 段 | 図に書く字 |
|---|---|---|
| 父の兄。氏名が読める | 図に入れる | 父の横に、兄と氏名 |
| その兄の妻。氏名が読める | 表だけ | 書かない |
| その兄の子。直系の親の子ではない | 表だけ | 書かない |
| 続柄の欄が空。氏名は1字読める | 書かない | 書かない。要確認の一行 |
4行目の、読めた1字を、氏名の行にはしません。要確認の一行に、「1字だけ読める」と書きます。その1字だけで、図の名前を作りません。
今日、この表に足さないもの
| 足したくなること | 今日は足さない |
|---|---|
| おじ本人の別の戸籍を、次の請求にする | 今日決めるのは、手元の1通の置き場所だけ |
| 兄弟の配偶者の実家の姓 | 図の端に足さない。表だけの行にも、紙に無い姓は書かない |
| 仕事、人柄、暮らした町 | 続柄の欄から作らない |
| 記憶にある兄弟で、この紙に無い人 | 図に入れない。「紙に無い」と別行にする |
記憶にある人を、この紙の兄弟の数に足しません。紙に無い人は、要確認の別行です。段は、書かない、のままにします。その人の名が載る紙が来るまで、図の横へは出しません。
集めた紙の読み取りと、図への整理は、できあがるものに書いています。
今週やること
- 直系の親が載る戸籍を1通開く。親の兄弟で、続柄と氏名が読める人を、図に入れる、にする。
- その兄弟の配偶者と、甥・姪を、表だけ、の行にする。図には書かない。
- 続柄が空の人は、要確認の一行だけ残す。名前の行は作らない。
よくある質問
父の兄弟が10人います。全員を図に入れますか
続柄と氏名が読めた人は、全員、図に入れる、です。人数では折りたたみません。名前と、兄か弟かの語だけを置きます。生まれた日は、人物一覧の行に残します。
母の姉妹の夫も、図に入れますか
入れません。配偶者は、表だけ、です。誰の配偶者かを一文で残し、図の線は延ばしません。
紙に無いおじを、祖母の話から図に足してよいですか
足しません。この紙に無い人は、「紙に無い」の別行です。段は、書かない、のままです。話だけで、図の横の名前にはしません。
まとめ
同じ戸籍のおじ・おばは、図に入れる、表だけ、書かない、の3段です。
図に入れるのは、直系の親の兄弟で、続柄と氏名が読めた人だけです。
配偶者と甥・姪は表に残します。続柄が空の人は、要確認の一行だけです。