父方と母方の四系統を取り違えないメモ

父方の祖父、父方の祖母、母方の祖父、母方の祖母は、四つの枠に分けて書きます。
母の父の名前を、父方の祖父の枠へは入れません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖を、父方と母方に分けて置きたい人に、祖父母4人分の枠を渡します。図の描き方の全体は家系図の作り方にあります。人物を1行にする列は家系図の人物一覧に置く列です。ここでは、四つの枠だけを扱います。
四つの枠
枠の名前は、自分から見た呼び方です。中に書く氏名は、戸籍の字です。呼び方で戸籍の字を置き換えません。
| 枠 | 誰の親か | 戸籍の氏名 | 本籍 | 出所 | 混ぜない相手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 父方の祖父 | 父の父 | 母の父 | |||
| 父方の祖母 | 父の母 | 母の母 | |||
| 母方の祖父 | 母の父 | 父の父 | |||
| 母方の祖母 | 母の母 | 父の母 |
空欄は、空のままにします。父方に書いた人を、母方が空だからといって複写しません。父母のどちら側か分からない人は、四つのどれにも入れず、枠の外に「側が未定」と一行だけ置きます。未定の人を、人数が少ない側へ寄せません。
出所には、どの紙の、どの欄かを書きます。父の戸籍の父の欄なら、そのとおり書きます。「戸籍」だけでは、次の週に枠を間違えられます。本籍が紙に無い枠は、本籍を空にします。父の本籍を、母方の枠へ流しません。
書き方の例
次の表は、書き方の例です。実在の家族でも、実在の依頼でもありません。自分のメモでは、この氏名を消してから使います。
| 枠 | 誰の親か | 戸籍の氏名 | 本籍 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 父方の祖父 | 父の父 | 山田一 | ○○市○○ | 父の戸籍の、父の欄 |
| 父方の祖母 | 父の母 | 山田はな | 紙に無い | 同じ戸籍の、母の欄。本籍は空 |
| 母方の祖父 | 母の父 | 未請求 | ||
| 母方の祖母 | 母の母 | 未請求 |
父方の祖母の本籍が空でも、父方の祖父の本籍で埋めません。夫婦が同じ本籍とは限りません。母方の二枠が未請求なのは、紙がまだ無い、という意味です。父方の名前を仮に入れておきません。
「未請求」は、線の端に書く三つの言葉の一つです。言葉の分け方は家系図の途切れた線に書く3つの言葉にあります。このメモでは、その説明を繰り返しません。紙が無い枠は未請求、紙が廃棄と言われた枠は、その記事の「廃棄」を出所に写します。
取り違えたときに直す順
すでに一人、違う枠に入っているときは、次の順で直します。新しい線は、四つが空に戻ってから引きます。
- その人の出所の紙を開く。紙が手元に無い人は、枠から出して「側が未定」へ移す。
- 紙の父母の欄を見て、自分の父の親か、自分の母の親かを決める。両方の紙に同じ氏名があるときは、本籍と生年が一致するまで、どちらの枠にも確定で入れない。
- 入っていた枠の氏名、本籍、出所を消す。消したあとに、正しい枠へ写す。
- 人物一覧のその人の行の父母の列が、移した枠と違うなら、一覧の側を枠に合わせる。枠を一覧の誤字に合わせません。
2で一致しない人は、要確認のまま枠の外に残します。読みが似ているだけで、同一とは書きません。確度の三語は、人物一覧の記事にあります。このメモの枠の中には、確度の説明を足しません。枠が空か、戸籍の字が入っているか、未定で外にいるか、の三つです。
父と母の戸籍を同じ机に広げているとき、右の束を父方、左の束を母方、と先に置きます。束の置き場所と、メモの枠の左右を同じにします。右の束から拾った名前を、左の枠へ書かないための置き方です。
紙の四隅に先に書く
表計算にしない人は、紙の四隅に、枠の名前だけを先に書きます。中央の余白から書き始めると、父方と母方が同じ場所に混ざります。右を父方、左を母方に固定します。次の週も、同じ向きで開きます。
| 紙の位置 | 先に書く語 | そのあとに書くもの |
|---|---|---|
| 右上 | 父方の祖父 | 戸籍の氏名、本籍、出所 |
| 右下 | 父方の祖母 | 戸籍の氏名、本籍、出所 |
| 左上 | 母方の祖父 | 戸籍の氏名、本籍、出所 |
| 左下 | 母方の祖母 | 戸籍の氏名、本籍、出所 |
向きを替えてしまった紙は、写す前に四語を読み直します。右上に母方の名前があれば、その紙はまだ使いません。氏名を消して、四語から書き直します。本籍だけ残して氏名を別の隅へ動かす、ということはしません。三つの欄は、まとめて移します。
枠が埋まってから図へ出す
四つのうち、氏名が入った枠だけを、図の祖父母の位置へ出します。未請求の枠は、図の上では空の線の端です。空の端に、兄弟の配偶者の親を代用しません。
父母より上の世代を足す週は、同じ四つの型を、その人の父母としてもう一段作ります。一段目の父方の祖父の、その父、を、自分の母方へ接続しません。段が替わっても、紙の父母の欄だけを見て枠を選びます。
子どもに見せる図へは、確定した枠だけを写します。未定の一行は、見せる図に出ません。調査用のメモに残します。
今週やること
- 上の空の四枠を、紙か表計算に写す。
- 手元の戸籍から、父の父、父の母、母の父、母の母だけを、該当する枠へ入れる。
- どちらの親か紙で言えない人を、枠の外の「側が未定」へ一行出す。
名前の束を図にする作業は、できあがるものに書いています。
よくある質問
祖母が二人とも同じ姓です。一つの枠にまとめてよいですか
まとめません。姓が同じでも、父の母と母の母は別の枠です。氏名、本籍、出所が一致するときだけ、同一の可能性、と枠の外に書きます。一致する前に、一つの枠へ寄せません。
父方だけ先に埋まっています。母方の枠は消せますか
消しません。空の枠が、まだ請求していない側の印です。枠を消すと、次の紙が来たときに父方へ書き足します。母方は未請求のまま残します。
おじの父も、この四枠に入りますか
入りません。四枠は、自分の父の父母と、自分の母の父母です。おじの父は、父方の祖父と同一とは限りません。紙で同一と分かるまで、このメモの外です。
まとめ
父方の祖父母と母方の祖父母は、四つの枠に分けて書きます。
空の枠は空のままです。側が分からない人は、枠の外に置きます。
出所の紙を見てから、間違った枠の字を消し、正しい枠へ移します。