林・齊藤事務所

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出生の記載から、父母の名だけを抜く

2026-10-22

出生の記載から。父母の名だけ抜く

出生の記載から抜くのは、父母の名だけです。

父のマスと母のマスへ、その記載に父、母と読める氏名だけを写します。

この記事は、ご自身の直系のご先祖の戸籍で、出生の記載が読めた人に、父母の名の写し方を渡します。古い戸籍の見方の全体は古い戸籍の見方・読み方・集め方にあります。婚姻の記載から旧姓を抜く項目は婚姻の記載から、旧姓と次の本籍を抜くです。婚姻のメモには、相手の父母の名を足しません。この記事は、出生の記載だけが対象です。集める順は、この記事では書きません。

写すマスは二つ

出生と読める記載を、一つ選びます。一つの記載から、行は一つです。記載が二つある人は、行を二つにします。二つの記載の父母を、一つの行に混ぜません。

出生の記載に見えたもの父のマス母のマス確度
父と読める氏名があり、母と読める氏名もある父の氏名。紙の字母の氏名。紙の字戸籍どおり
父の氏名だけが、その記載にあるその氏名空戸籍どおり。母は空欄のまま
母の氏名だけが、その記載にある空その氏名戸籍どおり。父は空欄のまま
父も母も、その記載には無い空空空欄のまま。ほかの欄から補わない
父か母の字の一部が読めない読めた側だけ。読めない側は空同じ要確認。読めない字を補わない

父、母、と読める語が、その記載に無い氏名は、マスへ入れません。戸主の氏名、筆頭者の氏名、配偶者の氏名を、父や母のマスへ移しません。移すと、記載に無い父母が、あるように見えます。

続柄の長男、二女、は、父母の名ではありません。続柄だけが読めて、父も母も無い記載は、両方のマスを空にします。続柄を、父の名の代わりに書きません。

空欄を埋めない

空欄は、この記載にはその名が無い、という意味です。分からない、の一言で埋めません。分からない、と書くと、空欄が見えなくなります。

埋めたくなるもの今日のマス
同じ紙の、別の人の父空のまま。その人の父を、この人の父にしない
家族が覚えていた名空のまま。聞いた名は、マスの外のメモ
一つ前の世代の氏名空のまま。世代の順で補わない
婚姻の記載にあった相手の父空のまま。婚姻のメモからも、ここへは足さない
読めそうな字空のまま。要確認。読めた部分だけを、読めた側へ

聞いた名を残すメモは、マスの外です。メモの名で、空欄を上書きしません。あとから別の紙に、父と読める氏名があった週は、その紙の字をマスへ写し、メモの名は消さずに残します。残すのは、マスが空だった週の記録です。メモの名を、届いた紙の字より先には採用しません。

出生の記載が、その人の欄に見つからない週は、行を作りません。別の人の出生の父母を、この人の行へ仮置きしません。行が無いことは、空欄の行とは違います。空欄の行は、記載はあったが父母の名が無かった、という記録です。記載が無い人に、空欄の行を先に置きません。

同じ人の出生の記載が、紙に二つあるときは、行を二つ残します。父母の字が一致したときだけ、一つの行にまとめ、出所の紙を両方書きます。一字でも違うときは、まとめません。一致しない行の確度は、両方とも要確認です。一方を消して、もう一方を戸籍どおりにはしません。

マスに足さないもの

足したくなるもの今日は足さない
生まれた場所書かない。この記事のマスは、父母の名だけ
出生日書かない。日は、別の列の仕事
届出人の名書かない。届出人と、父、母を同じにしない
本籍書かない
兄弟の名書かない。出生の記載から抜くのは父母だけ

届出人の名が父と同じ字でも、届出人の欄を、父のマスへは移しません。父と読める語が、出生の記載の側にあるときだけ、父のマスへ写します。同じ字であることを理由に、欄をまたいで移しません。

生まれた場所と出生日を残す表は、この記事では作りません。作りたい週も、父母のマスの横に列を足しません。列を足すと、出生の全文の写しになります。全文は、紙の側に残します。

父のマスの見出しは「父」、母のマスの見出しは「母」だけにします。父母、と一つのマスにはしません。一つのマスに二つの名を並べると、どちらが父か消えます。見出しを、実父、実母、にはしません。紙が父、母と読める語だけを、マスへ入れます。養父、養母、と読める語は、父のマスにも母のマスにも入れません。その語は、マスの外に、紙の字のまま1行残します。父のマスと母のマスは、空のままです。空を、その1行の氏名で埋めません。

集めた紙の読み取りと、図への整理は、できあがるものに書いています。

書き方の例

次の3行は、書き方の例です。実在の戸籍でも、実在の依頼でもありません。自分の表では、この氏名を消してから使います。

出生の記載に見えたもの父のマス母のマス確度
父 山田一。母 山田はな山田一山田はな戸籍どおり
父 山田清。母の字は読めない山田清空要確認
長男、とだけ読める。父も母も無い空空空欄のまま

3行目の長男を、父のマスへは書きません。2行目の母を、1行目の山田はなで埋めません。別人の母です。

今週やること

  1. 直系の一人の、出生と読める記載を一つ選ぶ。父、母と読める氏名だけを、それぞれのマスへ写す。
  2. その記載に無い側は、空欄のままにする。戸主や続柄から、名を補わない。
  3. 記載が二つあり、父母の字が違うときは、行を二つ残す。一方を消さない。

よくある質問

続柄が長男なら、筆頭者が父ですか

この記事では、そう決めません。父のマスに入れるのは、出生の記載に父と読める氏名だけです。筆頭者の氏名を、父のマスへ移しません。続柄は、父母の名ではありません。

母の名が、婚姻の前の姓で書いてあります。今の姓に直しますか

直しません。マスには、その記載の字を写します。今の姓は、マスの外です。婚姻前の姓を箱のどこに置くかは、別の記事です。出生のマスの中では、字を直しません。

父母の名が空欄の人を、図に線でつないでよいですか

この記事の空欄のままでは、つなぎません。空欄は、この記載に名が無い、という印です。別の紙で父、母と読める氏名が揃った週に、マスを書いてからにします。空欄のマスを、線の代わりにはしません。

まとめ

出生の記載から抜くのは、父の名と母の名だけです。

記載に無い側は、空欄のままにします。続柄や筆頭者から補いません。

記載が二つで字が違うときは、行を二つ残します。

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