林・齊藤事務所

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戸籍に仕事が無いとき、何から補うか

2026-10-15

戸籍に仕事が無い。補う資料の順

戸籍に仕事の記載が無いときは、聞き取り、手紙、旧土地台帳の順で補います。

この順を飛ばして、台帳の地目から職業の名を作りません。

この記事は、ご自身の直系のご先祖について、手元の戸籍に仕事の語が無い人に、補う順を渡します。戸籍を読んでも分からなかったことの全体は家系図を作ってみたにあります。77人のうち、仕事の中身まで書けたのは2人でした。どちらも、戸籍の欄からではありません。旧土地台帳の請求と見方の全体は旧土地台帳とはにあります。ここでは、仕事の欄へ写す順だけを扱います。

3段の順

一人につき、今日進める段は一つです。前の段が、書いたか、無し、になるまで、次へ進みません。

順見るもの仕事の欄に書いてよいもの書いてはいけないもの
1聞き取り本人が言った仕事の語。言った人の続柄聞いていない年の仕事。それらしい職業
2手紙、はがき、日記の1文その紙に書いてある仕事の語を、一文のまま文の気持ちから作った職業。紙に無い店の名
3旧土地台帳地目として読めた語。田、畑、宅地など、紙にある語地目を、農業、のような職業の名に変えること

1をできる人がいないときは、1を「無し」と書いて2へ進みます。無しは、聞く相手がもういない、または今日は聞けないと確認した印です。まだ聞いていない、は無しではありません。まだ、の日は、2へ進みません。

2の手紙が家に無いときは、2を無しと書いて3へ進みます。無しを、手紙があったかもしれない、で埋めません。家の中を見て、その人の手紙が無い、と書いてから無しにします。

3の台帳がまだ手元に無い日は、3を「未請求」にします。未請求の日に、地目の語を記憶で書きません。仕事の欄は、空のままにします。

欄の形

仕事の欄は、人物の行に一つだけ足します。新しい表は作りません。

列書くもの
段1、2、3のどれか。無しの段は、無しと書く
語紙か、口から出た語のまま。言い換えない
出所誰の話か、どの手紙の1文か、どの台帳の地目か
年その語と一緒に出た年だけ。無ければ空
確度本人の記憶、紙の文、地目、のどれか一つ

確度を、戸籍どおり、にはしません。この欄は、戸籍に無かったものを補う欄です。戸籍どおり、と書くと、戸籍に仕事があったように見えます。

年が空でも、語は残してよいです。空の年を、生まれた年で埋めません。働いていた時期が、紙に無ければ、年は空です。

一人の行に、段を二つ並べません。2で手紙の語が書けた人は、3の地目を同じマスへ足しません。地目を残したいときは、出所の違う別行にします。別行の段は3です。仕事の名としては、2の語を使います。3の語は、地目のまま、隣に置きます。二つの語を、スラッシュで一つの職業にしません。

聞き取りで書く範囲

段1で聞いてよいのは、次の一文です。

どんな仕事をしていましたか。覚えている語だけでよいです。

答えは、出た語だけを欄に写します。説明が長くなったら、仕事の語を含む一文で止めます。止めたうしろを、要約して職業の名に圧縮しません。

書く人は、聞いた人の続柄を、出所の列に残します。氏名が要らなければ、続柄だけでよいです。二人から違う語が出たときは、二つの行にします。一つにまとめません。どちらが正しいかは、今日は決めません。両方の確度を、本人の記憶、にします。

聞けなくなったあとに、写真や手紙から残す順は、祖父母に聞けなくなってから残せるものの4段です。この記事の3段は、仕事の欄だけです。写真の裏から、仕事を読み取りません。写真に仕事の語が写っていなければ、段1の材料にはしません。

手紙から写す1文

段2で開くのは、1通だけです。束から、その人の名がある1通を抜き、仕事の語がある1文を写します。

手紙の状態欄に書く語段の印
仕事の語が、1文の中にあるその1文2
名はあるが、仕事の語が無い書かない2は無し。3へ進んでよい
その人の手紙が、家に無い書かない2は無し
仕事の語が、追伸と本文で二つある先に出た1文だけ2。もう一つの文は、別行にせず余白へ「もう1文」

もう1文を、同じ週に欄へ昇格させません。昇格は、別の日に、どちらの文を残すかを決めてからです。決めるまでは、先の1文だけが段2です。

店の名が手紙に無いとき、町の名から店を作りません。町は、仕事の語ではありません。町は、この欄へ入れません。

台帳からは、地目だけ

段3で写すのは、地目として読めた語です。所有者の氏名が、直系のその人と照合できてから写します。氏名が照合できない台帳から、地目だけを先に写しません。

地目が田と読めたら、欄の語は「田」です。確度は、地目、です。農業、農家、地主、には変えません。変えた語は、紙に無い職業です。

地目が読めなければ、語は空のままにします。空の行の段は、3のまま、確度の列に「地目が読めない」と書きます。読めない地目を、隣の筆の地目で補いません。

台帳の請求の手順、様式の見分け、面積の読み方は、旧土地台帳の記事にあります。この記事では、それらの手順を繰り返しません。今日やるのは、すでに手元にある台帳から、地目の語を仕事の欄の隣へ移すかどうかです。手元に無ければ、未請求、と書いて終わります。未請求を、無し、とは書きません。無しは、見たうえで語が無かった印です。

書き方の例です。実在の依頼でも、実在の台帳でもありません。自分の欄では、この語を消してから使います。

段語出所年確度
1大工父の記憶空本人の記憶
2工場へ通う、と1文昭和の手紙の本文手紙の年紙の文
無し手紙は家に無い
3畑台帳の地目。氏名は照合済み空地目
未請求台帳はまだ無い

2行目と4行目を、一人の職業として足し算しません。段が違う語は、別の行のまま残します。

集め終えた紙の読み取りと、図への整理は、できあがるものに書いています。

今週やること

  1. 直系の一人を選び、戸籍の行に仕事の語が無いかを見る。有る人は、この順を使わない。
  2. 聞き取りができるなら、一文だけ聞いて、出た語を段1に書く。できないなら、無し、と書いてから手紙へ進む。
  3. 手紙も無ければ無しと書き、台帳が手元にあるときだけ地目の語を段3に写す。職業の名には変えない。

よくある質問

本人が「いろいろやっていた」とだけ言ったときは、何と書きますか

その言葉を、段1の語にそのまま書きます。いくつかの職業名に分けません。分けたい週は、もう一度聞いて、出た語が一つになってから欄を直します。今日の欄は、いろいろやっていた、のままです。

地目が宅地なら、仕事は無し、でよいですか

職業の名としては、書きません。宅地は、段3の語として残します。確度は、地目、です。仕事が無かったとは書かず、地目は職業の有無を決めません。

兄弟の記憶と、手紙の1文が違います。どちらを残しますか

両方を、別の行に残します。段1と段2を、一つの語にまとめません。どちらを図の一言にするかは、今日は決めません。図へ出す一言は、出してよいかを聞いてからにします。

まとめ

戸籍に仕事が無いときは、聞き取り、手紙、旧土地台帳の順です。

欄に書くのは、口から出た語、紙の1文、地目の語だけです。職業の名は作りません。

前の段が、書いたか無し、になるまで、次の段へ進みません。

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