林・齊藤事務所

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婚姻前の姓を、家系図のどこに書くか

2026-10-14

婚姻前の姓を。図の箱の下に置く

婚姻前の姓は、その人の箱の2行目に、小さい字で1行だけ置きます。

1行目の氏名には足しません。夫婦の線の上にも書きません。

この記事は、ご自身の直系のご先祖の図に、婚姻前の姓を置く人に、箱の中の位置を渡します。図の描き方の全体は家系図の作り方にあります。戸籍の記載から姓を抜く項目は婚姻の記載から、旧姓と次の本籍を抜くにあります。ここでは、抜いたあとの置き場所だけを扱います。

箱の2行

一人の箱は、2行で止めます。3行目を作りません。

行書くもの字の大きさ書かないもの
1行目いまの図でその人を指す姓と名。戸籍の字のまま箱の通常の字婚姻前の姓。スラッシュ。括弧
2行目婚姻前の姓だけ。先頭に「婚姻前」と付ける1行目より小さい字名。相手の姓。実家の人の名

2行目の「婚姻前」は、姓が今の姓と違うことを、箱の中で示す印です。印を消して姓だけにすると、1行目とどちらが今の姓か残りません。

1行目を、婚姻前の姓へ戻しません。戻すと、配偶者や子の箱の姓と、線の意味がずれます。今の図の姓は1行目のままです。

書かない場所

婚姻前の姓を、箱の外へ出すと、誰の姓か後から分かりません。次の場所には書きません。

場所書かない理由
1行目の氏名のうしろスラッシュや括弧で一つの氏名になると、検索と並びが壊れる
夫婦の横線の上線は二人をつなぐ。どちらの婚姻前の姓かが消える
子の箱子の姓は、子の紙の字である。親の婚姻前の姓を子へ引き継がない
配偶者の箱の2行目自分の婚姻前の姓を、相手の箱へ入れない
線の端線の端は、未請求や廃棄を書く場所である。姓の置き場ではない

線の端の3語は、家系図の途切れた線に書く3つの言葉です。この記事の2行目は、その3語の代わりになりません。

同じ氏名の別人を番号で分ける規則は、別の記事です。番号は1行目の氏名の横に小さく残し、2行目へは入れません。

書き方の例

次の箱は、書き方の例です。実在の家族でも、実在の依頼でもありません。自分の図では、この氏名を消してから使います。

結婚のあと、図の1行目が佐藤はなになっている人です。同じ紙では、婚姻より前の姓が山田でした。配偶者の1行目は佐藤一です。佐藤一の婚姻前の姓は、同じ紙にありません。

箱1行目2行目
本人佐藤はな婚姻前 山田
配偶者佐藤一空欄

二人のあいだの横線の上は、空です。姓を線へ書きません。子の箱があるときは、子の1行目は子の紙の姓です。子の2行目へ「山田」を写しません。

佐藤一の2行目を「婚姻前 佐藤」で埋めません。紙に、婚姻より前の別の姓が無いからです。空欄は、この紙には前の姓が無い、という意味です。同じ姓であることを、2行目で説明しません。

もう一つの例です。1行目が山田はなのままで、婚姻のあと姓が変わっていない人は、2行目を空欄にします。1行目と2行目に、同じ山田を二度書きません。

紙に無い姓は、2行目へ出さない

2行目に出してよい姓は、戸籍の同じ紙に、婚姻より前の姓として読める字だけです。抜くときの空欄の規則は、婚姻の記載の記事にあります。空欄のメモを、図の2行目では姓に変えません。

メモの状態箱の2行目確度
同じ紙に、婚姻より前の姓があるその姓を1つ。先頭に「婚姻前」戸籍どおり
前の姓が同じ紙に無い空欄空欄のまま。仮の姓を置かない
家族が前の姓を言った。紙にはその字が無い空欄要確認。聞いた姓はメモに残し、箱には出さない
前の姓が、紙の上に2つある空欄要確認。どちらが直前の姓か決まるまで出さない

聞いた姓は、人物一覧の余白に残します。余白の文を、箱の2行目へ清書しません。紙が来てから、2行目を埋めます。

直前の姓が2つのうちどちらか、紙の日付で一つに決まったときは、決まった方だけを2行目へ出します。決まらなかった方は、メモに残します。2行目を2段にはしません。

描き直すときに先に写すもの

図を新しい紙へ描き直す日は、1行目より先に、2行目の有無を写します。写すのは、婚姻前の姓か、空欄か、要確認か、のどれかです。1行目の氏名だけを写すと、婚姻前の姓が消えます。

古い図の2行目を消すときは、消した日と、消した理由を余白に1行残します。理由は、「紙にその姓が無かった」か、「別の紙の姓へ直した」のどちらかです。理由の無い消しはしません。

直したあとも、1行目と2行目の行数は2のままです。実家の人の名を、3行目として足しません。実家の名は、婚姻のメモの外です。相手の父母の名は、この箱に列がありません。

二人を横に並べるとき

二人を横に並べるときも、2行目はそれぞれの箱の中です。二人のあいだに、姓を共有する行を作りません。

左の箱の2行目を、右の箱へはみ出して書きません。はみ出すと、どちらの婚姻前の姓かが、翌週には分かりません。箱と箱のあいだは、線だけです。

子の箱を下に置くとき、子の2行目は空欄から始めます。親の2行目を、子の生まれた日の姓として写しません。子に婚姻前の姓があるかは、子の紙を見てから決めます。子の紙を開いていない日は、子の2行目を空欄のままにします。

集めた紙の読み取りと、図への整理は、できあがるものに書いています。

今週やること

  1. 直系の一人を選び、箱を2行にする。1行目は今の図の姓名だけにする。
  2. 同じ紙に婚姻前の姓があれば、2行目へ小さい字で「婚姻前」と姓を書く。無ければ空欄にする。
  3. 線の上、子の箱、配偶者の箱へは、その姓を写さない。

よくある質問

1行目を、婚姻前の姓に戻してよいですか

この見本では戻しません。1行目は、今の図でその人を指す姓のままです。婚姻前の姓は2行目です。戻すと、配偶者や子の箱との並びが、どちらの時点の姓か分からなくなります。

婚姻が2回ある人の2行目は、どの姓ですか

箱の今の姓の、直前の姓が紙で一つに決まるときだけ、その1つを2行目にします。決まらないあいだは空欄で、要確認です。2つの姓を、2行目へ並べません。それぞれの婚姻から姓を抜く作業は、婚姻の記載の記事です。

旧姓を括弧で1行目に添える書き方は

この見本では使いません。括弧の中が、婚姻前の姓なのか、読みなのか、後から区別できません。姓は2行目に分けます。1行目は姓名だけです。

まとめ

婚姻前の姓は、その人の箱の2行目に、小さい字で1行だけ置きます。

1行目、夫婦の線、子の箱、配偶者の箱には書きません。

同じ紙に無い姓は、2行目を空欄にします。聞いただけの姓は、箱に出しません。

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