家系図を1枚で終えるか、年表まで進むか

家系図1枚で終えるか、家族年表まで進むかは、残したい相手と、いま手元にある材料で決めます。
両方を同じ週に完成させません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の名前が表になっている人に、次に作るものを一つに絞る表を渡します。図の描き方は家系図の作り方にあります。金額では分けません。
残したい相手で見る
先に、渡す相手を一人だけ書きます。「家族みんな」は、この表では一人に数えません。いちばん先に渡す人を一人にします。
| いちばん先に渡す人 | その人が受け取るもの | 今は作らないもの |
|---|---|---|
| 名前と続きを、自分で見返せればよい | 家系図1枚 | 年表も、物語も |
| いつ何があったかを、自分で追いたい | 家系図1枚のあと、家族年表 | 物語の文章 |
| 子どもが、顔と名前を指させればよい | 家系図1枚。話は、話してよいと分かったものだけ後で足す | 日付を全部並べた年表 |
| 離れて暮らす兄弟と、同じ記録を分けたい | 家系図1枚と、人物一覧の写し | どちらか一人の記憶だけを本文にしたもの |
表の「今は作らないもの」は、後で禁止するという意味ではありません。今週の作業から外します。
子どもに渡す場合でも、今週の成果物は図1枚までです。物語にする判断は、図を一緒に見たあとで別の日にします。
手元の材料で見る
相手が年表を望んでいても、材料が日付まで無いなら、今週は図1枚で止めます。
| 手元にあるもの | 今週の成果 | 足りないときに足すもの |
|---|---|---|
| 人物の氏名と父母だけ | 家系図1枚。生没が空の人は空欄のまま | 次の戸籍1通 |
| 人物と、戸籍の日付 | 家系図1枚。年表はまだ作らない | 聞き取りが1人分あるまで待つ |
| 人物と、戸籍の日付と、聞いた話が1人分 | 図は完成させ、年表は聞いた人の行だけ5行まで | 残りの人は次の週 |
| 図に出していない仮置きの人だけが増えている | どちらも作らない。仮置きを要確認か削除に移す | 出所の紙 |
人物の表の作り方は家系図の人物一覧に置く列です。仮置きの行は、どちらの成果にも入れません。
年表へ進んでよいのは、3行目の状態だけです。そのときも、聞いた人の行だけにします。家族全員の年表を、材料が1人分の週に作り始めません。
年表の1行
年表まで進むと決めた週は、次の4列だけを使います。書き方の例です。実在の家族の行ではありません。
| 年 | 人 | 出来事 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 明治20年 | 山田太郎 | 生まれた。月日は3月2日 | ○○市の戸籍。確度は戸籍どおり |
| 昭和5年 | 山田太郎 | この町に住んだ、と祖父が言った | 2026年10月の聞き取り。確度は要確認 |
1行に出来事は一つです。生まれたことと、引っ越したことを同じ行に置きません。出所が聞き取りの行は、確度を要確認のまま残します。
図の線と年表の行は、別の紙にします。図を直すたびに年表の文を書き換えると、どっちが紙の写しか分からなくなります。直すときは、人物一覧の確度を先に直し、図と年表はあとで揃えます。
年表は5行でいったん止める
聞いた一人の年表は、5行まででその週を閉じます。6行目を書きたくなったら、その行の出所を先に書きます。出所が無ければ、5行で止めます。紙の端に、日付と「ここまで」と書きます。
5行は、家族全員の人生を収める数ではありません。出所の無い文が混ざる前に手を止める数です。止めたあとに足す行は、次の週に、出所があるものだけです。
図の線を、年表の文へ写しません。図は氏名と親子、年表は年と出来事です。同じことを両方に文章で書くと、直すときにどっちが紙の写しか分からなくなります。
決めた結果を1枚に残す
口で決めず、次の4行を埋めます。空欄のまま週を終えないでください。
| 記入欄 | 今日書くこと |
|---|---|
| 渡す人 | 一人の続柄だけ。氏名は仮名でもよい |
| 材料 | 上の材料の表の、どの行か |
| 今週の成果 | 家系図1枚、または聞いた人だけの年表、またはどちらも作らない |
| しまうもの | 今週机に出さない用紙の名前 |
書き方の例を二つ置きます。実在の依頼ではありません。
一つ目。渡す人は自分。材料は「人物と、戸籍の日付」。今週の成果は家系図1枚。しまうものは年表の用紙。日付が手元にあっても、聞いた話が無いので年表には進みません。
二つ目。渡す人は子ども。材料は「人物と、戸籍の日付と、聞いた話が1人分」。今週の成果は、図を先に完成させ、年表は祖父の5行まで。しまうものは、子どものための文章。文章は、図を一緒に見たあとの週にします。
二つ目で、聞いた話が祖父だけなら、年表に母の行は足しません。母の行が欲しくなったら、母に聞く週を別に取ります。聞く質問は家系図を見せながら祖父母に聞く10問です。子どもにその10問は使いません。
今週やること
- いちばん先に渡す人を、一人だけ紙の上に書く。
- 手元の材料の表で、自分の行がどれかを丸で囲む。
- 囲んだ行の「今週の成果」だけを机に出す。もう一方の用紙はしまいます。
読む量と系統の数で変わります。サイトに目安を出しています。置き場は料金です。
お預かりした戸籍から図と年表を分ける作業は、できあがるものに書いています。
よくある質問
親が「両方ほしい」と言ったら、同じ週に作りますか?
作りません。渡す相手の欄は、図を先に受け取る人として埋めます。年表は、材料の表が「聞いた話が1人分」の行に進んでから、別の週に始めます。
日付が年だけで、月日がありません。年表に入れてよいですか?
年だけで一行にしてよいです。月日が無いことは、出来事の列に「月日は紙に無い」と書きます。1月1日とは書きません。確度は要確認です。
図が未完成でも、子どもに見せてよいですか?
要確認の人が仮の位置にいる図は、まだ見せない方が安全です。見せるのは、今週の成果が「家系図1枚」になり、仮置きを図から外したあとです。見せる日に聞く質問は、家系図を見せながら祖父母に聞く10問を使えます。祖父母に聞く表なので、子どもに同じ10問は使いません。
まとめ
1枚で終えるか年表まで進むかは、渡す相手一人と、手元の材料で決めます。
年表に進んでよいのは、戸籍の日付と、聞いた話が1人分あるときだけです。
仮置きの人は、図にも年表にも入れません。