林・齊藤事務所

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本籍地がわからないときの調べ方

2026-10-06

本籍がわからない。住民票で出す

本籍がわからないときは、住んでいる市区町村の窓口で、住民票の写しに本籍と筆頭者を載せて出します。

その欄を一行に写してから、戸籍の申請書を書きます。

この記事は、ご自身の直系のご先祖をたどり始める人に、最初の本籍が出るまでの順を渡します。戸籍をさかのぼる全体は先祖の調べ方まとめにあります。ここでは、自分の本籍が手元に無いときだけを扱います。

先に出すのは、住所ではなく本籍

住民票の写しには、いま住んでいる住所が載ります。本籍は、戸籍がある市区町村の表示です。二つは別の欄です。住所を本籍だと思って戸籍を請求すると、請求先が違います。

住民基本台帳法は、住民票の記載事項に戸籍の表示を含めています。本籍のない人、本籍の明らかでない人は、その旨を書きます。写しにその欄を出すかどうかは、請求のときに指定します。

静岡市の案内(2026年6月26日更新、2026年10月6日確認)は、住民票の写しを取る前に、日本人の記載として本籍及び筆頭者を載せる必要があるかを確認する、としています。和泉市の案内は、本籍・筆頭者は使用目的で必要になることがあり、特に請求が無い場合は各欄に「省略」と記載される、としています。省略の紙を受け取っても、本籍はまだ分かっていません。

静岡市は、本人または同じ世帯の人がこの写しを請求する、としています。住所が同じでも世帯が別なら、委任状が必要、とも書いています。この記事で取るのは、自分の本籍です。直系のご先祖の住民票を、最初の1通には使いません。

窓口で伝える一文

住んでいる市区町村の窓口で、次の一文を伝えます。書き方の例です。実在の依頼ではありません。

住民票の写しを1通。本籍と筆頭者を記載してください。マイナンバーと住民票コードは記載しないでください。使いみちは、直系の先祖をたどるための戸籍請求です。

載せるのは、本籍と筆頭者です。マイナンバーと住民票コードは、次の戸籍請求では使いません。申請書で指定しない、と窓口で言います。

順やること終わった印
1住んでいる市区町村の窓口へ行く。ほかの市の広域交付の窓口ではない受付の市町村名をメモした
2上の一文を伝える。申請書の本籍・筆頭者を「記載」にする省略に丸が付いていない
3届いた写しの本籍と筆頭者を、次のメモへ写す住所の欄は写していない
4メモの本籍を、戸籍の申請書の本籍欄へ写す筆頭者も同じ行にある

3のメモは、次の一行です。住所は入れません。

本籍 ○○市○○一丁目1番1号 筆頭者 ○○太郎

氏名と番地は、自分の写しの字に置き換えます。読みにくい字は、写しの字のまま写します。いまの字に直しません。

ほかの市の窓口では、本籍が載らない

新宿区の案内は、住民票の写しの広域交付では、本籍及び筆頭者氏名を記載することはできない、としています。本籍・筆頭者の記載が必要なときは、住民票のある市区町村へ直接請求する、とも書いています。和泉市の広域交付の案内も、本籍地・筆頭者氏名は記載されない、としています。

近くの市で住民票が出せても、本籍の欄は空のことがあります。その紙は、戸籍の請求には使いません。取り直す先は、自分が住民登録している市区町村です。

手数料の額は、この記事では書きません。住んでいる市区町村の住民票のページで、1通の額を確認します。ある市の額を、ほかの市へ流用しません。

本籍が出てから、戸籍へ進む

メモの本籍が、戸籍を請求する市区町村です。筆頭者が、申請書の筆頭者です。次に取るのは、その戸籍にいる人全員が載る証明書です。一人分だけだと、父母の名前が欠けることがあります。選び方は戸籍謄本・全部事項証明・抄本のどれを家系図に使うかに表があります。

本籍地が遠いときは、郵送で請求します。封筒に入れる4点は戸籍を郵送で請求するときに同封する4点です。申請書の一行には、いまメモした本籍と筆頭者を使います。

自分の戸籍に父母の本籍が書いてあれば、次の1通の本籍はそちらです。父母の昔の本籍を、自分の住民票から探す作業はしません。住民票の戸籍の表示は、自分のいまの本籍です。

今週やること

  1. 住んでいる市区町村のサイトで「住民票の写し」を開き、本籍・筆頭者を記載できる欄があるかを見る。
  2. 窓口で、記載の指定をして1通取る。省略と印字された紙は、本籍が分かった紙として使わない。
  3. 本籍と筆頭者だけを一行に写し、戸籍の申請書の下書きの横に置く。

次の1通の請求の進め方は、進め方に書いています。

本籍が出たあとの郵送は、戸籍を郵送で請求するときに同封する4点の表を使います。

よくある質問

親が住んでいた町を、本籍として請求してよいですか

住んでいた町を、本籍としては使いません。住んでいた町は住所です。本籍は、住民票の写しに本籍として載った表示です。住所の欄を、申請書の本籍欄へ写しません。

本籍の欄が「省略」の紙でも、戸籍は請求できますか

その紙だけでは、請求先が決まりません。同じ窓口で、本籍と筆頭者を記載した写しを取り直します。省略の紙は、いまの住所の確認には使えます。戸籍の申請書には使いません。

父母の古い本籍も、この住民票に載っていますか

載っていません。住民票の戸籍の表示は、請求した人のいまの本籍です。父母の前の本籍は、自分の戸籍が届いてから、その紙の記載を見ます。さかのぼる順の全体は先祖の調べ方まとめにあります。

まとめ

本籍がわからないときは、住んでいる市区町村の窓口で、住民票の写しに本籍と筆頭者を載せて出します。

ほかの市の広域交付では、本籍と筆頭者が載らない案内があります。省略の紙は、戸籍の請求に使いません。

出た本籍と筆頭者を一行に写してから、戸籍の申請書を書きます。

参考

確認日は2026年10月6日です。

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