没年が空の人の箱に書く一語

没年が空の人の箱には、「没年空」の一語だけを書きます。
死亡の年は、推測で埋めません。
この記事は、ご自身の直系のご先祖の図で、箱の没年が空の人に、その箱へ書く一語を渡します。図の工程の全体は家系図の作り方にあります。人物一覧の生没の列は家系図の人物一覧に置く列です。一覧では、無い側を「なし」と書きます。この記事の一語は、図の箱だけです。一覧の列へ「没年空」は写しません。
箱に書いてよいもの
箱を見る前に、手元の紙を一つ開きます。記憶だけで、年を選びません。
| 手元の状態 | 箱に書くもの | 書かないもの |
|---|---|---|
| 戸籍に、死亡の年が無い | 没年空 | 年の数字 |
| 年はあり、月日が無い | その年だけ。月日は空 | 1月1日 |
| 死亡と読めるが、年が読めない | 没年空 | 読めそうな年 |
| その人の紙が、まだ無い | 箱を作らない | 没年空を先に書くこと |
没年空は、死亡していない、という意味ではありません。紙に年が無い、という意味です。存命だと決める語でもありません。存命は、別の紙で確認した週に、箱の外へ「存命」と書きます。確認の前に、没年空を消して存命にはしません。
年がある箱には、没年空を足しません。年と、没年空を、一つの箱に並べません。並べると、年が空に見えます。月日が無いだけの箱は、年を残し、月日の位置を空にします。空を、1月1日で埋めません。
紙がまだ無い人は、箱を作りません。家族の「早く亡くなった」だけで、没年空の箱を先に置きません。箱は、紙が届いた週に作ります。届く前の週は、請求のメモのままです。
箱は、上下に分けます。上段は生まれの年、下段は亡くなった年です。下段が空のときだけ、下段に没年空と書きます。上段に年がある人は、上段を残します。上段が空でも、上段へ没年空とは書きません。没年空は、下段の一語です。上下を一つの空にして、箱の中を没年空だけにはしません。生まれの年が紙に無いことは、上段を空のままにすることで残します。空の上段を、没年空の説明で埋めません。
同じ人が、父方の箱と母方の箱に出るときは、没年空を両方の下段に書きます。一方だけを年で埋め、もう一方を没年空にはしません。紙に年が無い事実は、箱が二つでも同じです。一方の箱だけを、家族の記憶の年で先に閉じません。
紙に、死亡と読める日が二つあるときは、どちらも箱の下段へは入れません。下段は没年空のままにします。二つの日は、箱の外へ「要確認」と書いて、日だけを並べます。先の日を死亡、後の日を別の出来事、とは決めません。決めないのは、紙がどちらかを死亡と書いていないときです。紙が一つの日だけを死亡と読めるときは、その年を下段に書き、没年空にはしません。もう一つの日が別の欄にあるだけなら、下段へは足しません。足すと、死亡の年が二つに見えます。要確認の二つの日は、下段が年になった週も消しません。残すのは、選ばなかった日の記録です。
一覧と、線の端と、箱
三つの場所で、空の扱いが違います。語を、場所のあいだで移しません。
| 置く場所 | 空のときの語 | この記事で動かさないこと |
|---|---|---|
| 人物一覧の生没 | 無い側は「なし」 | なし、を没年空へ書き換えない |
| 図の箱 | 没年空 | 箱の一語を、一覧の列へコピーしない |
| 線の端 | 未請求、廃棄、ここまで | 線の語を、箱の没年へ入れない |
線の端の3語は家系図の途切れた線に書く3つの言葉です。あの3語は、線が続かない端に書きます。箱の中の没年とは、置く場所が違います。没年が空でも、線の端が未請求なら、箱は没年空、線は未請求のままです。一つの語にまとめません。
一覧の「なし」は、行の中の印です。図を見る人が、箱で読む語ではありません。箱を没年空にした週に、一覧のなしを消しません。消しませんが、箱の一語で、一覧の年を作りもしません。
書き方の例
次の3行は、書き方の例です。実在の家族でも、実在の依頼でもありません。自分の図では、この氏名を消してから使います。
| 図の箱の人 | 紙の没年 | 箱に書くもの | 一覧の生没は |
|---|---|---|---|
| 山田一 | 死亡の年が、紙に無い | 没年空 | なし、のまま。書き換えない |
| 山田はな | 昭和10年。月日は無い | 昭和10年。月日は空 | 年だけ。1月1日とは書かない |
| 山田吉 | その人の紙が、まだ無い | 箱を作らない | 行も作らない |
1行目の箱に、昭和、と覚えている年を足しません。2行目の月日を、1日で埋めません。3行目は、没年空の箱を先に置きません。
お預かりした紙を読んで図にする段階は、できあがるものに書いています。
箱に足さないもの
| 足したくなるもの | 今日は足さない |
|---|---|
| 兄弟の記憶の年 | 書かない。紙の年だけ |
| 墓石の年 | 書かない。箱は戸籍の年。墓石は別の紙 |
| 存命、という決定 | 確認の前には書かない |
| 1月1日、12月31日 | 月日が無い位置を埋めない |
| 線の端の3語 | 箱の中へ移さない |
墓石の年を残したいときは、箱の外の別紙です。別紙の年で、箱の没年空を上書きしません。戸籍の年があとから届いた週は、箱をその年に書き換え、没年空を消します。消す前の別紙は、残します。残すのは、箱が空だった週の記録です。別紙の年を、届いた戸籍の年より先には採用しません。
今週やること
- 直系の図で、没年が空の箱を一つ開く。紙に年が無ければ、没年空の一語だけにする。
- 年があって月日が無い箱は、年だけを残す。1月1日とは書かない。
- 人物一覧の「なし」は、そのままにする。紙がまだ無い人の箱は、作らない。
よくある質問
没年空と書いた人を、存命として図に残してよいですか
残しません。没年空は、年が紙に無い、という一語です。存命は、別の紙で確認した週に、箱の外へ書きます。確認の前に、没年空を消しません。
家族は昭和の初めだと言っています。箱にその年を書きますか
書きません。箱の年は、手元の戸籍の年だけです。記憶の年は、箱の外の別紙に残します。別紙の年で、没年空を上書きしません。
一覧には「なし」と書いてあります。箱も「なし」にしますか
しません。一覧のなしは、行の印です。箱には、没年空と書きます。二つの語を、一つの語へ揃えません。揃えたい週も、一覧は動かさず、箱だけをこの一語にします。
まとめ
没年が空の箱に書くのは、「没年空」の一語です。
死亡の年は、推測で埋めません。月日が無い年は、年だけを残します。
一覧の「なし」と、線の端の3語は、箱へ移しません。